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同窓叢咲会

同窓叢咲(むらさき)会

『叢咲』難しい漢字ですが、本校には戦前から立派な藤棚があり、毎年5月になればすばらしい藤の花が咲き、その藤色のむらさきの色と「本校卒業生が全世界で叢(む)れ咲(さ)くことを願って」叢咲(むらさき)会という名前がつきました。

河上桂子会長(昭和52年卒業)ごあいさつ

平成30年の役員改選により僭越ながら、会長をお引き受けすることになりました河上桂子(昭和52年卒)でございます。
創立155年を迎えたこの長い歴史ある学校の同窓会会長を務めることになり、まさに身の引き締まる思いです。
本会のさらなる充実化を図るため、古き良き伝統を重んじつつも時代の変化に対応し、柔軟性のある新しい感覚も取り入れていくことも肝要と思われます。
本校同窓生がなつかしい高校時代に思いを馳せ、また新しい出会いの場作りができればと思っています。微力ではございますが、役員一同精一杯つとめさせていただきますので、宜しくお願い申し上げます。

令和5年度 同窓叢咲会総会の開催中止について(お知らせ)

2年に一度の母の日に同窓叢咲会を開催しておりましたが、新型コロナウィルス感染拡大の状況を鑑み、同窓会総会の運営を維持していくのが困難になりつつあります。
誠に勝手ながら、令和5年度以降の同窓叢咲会総会の開催を中止させていただくこととなりました。ご参加を楽しみにされていた同窓生の皆様には、大変申し訳ございません。
何卒、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
また、今後につきましては、同窓生の皆様、生徒の皆様にも楽しんでいただけるような催し物を企画し同窓会活動を運営していく予定です。
どうかその時まで、しばらくお待ちいただきますようお願い申し上げます。

「純真」三十三柱の御霊の安らかな御冥福を祈り、平和を誓う

太平洋戦争の真っ只中(昭和19(1944)年1月)に、学徒動員令のもと出動し、小倉陸軍造兵廠では風船爆弾に使用する和紙をこんにゃく糊で貼り合わせる作業や、光海軍工廠では重い弾薬を運んだりしていました。
太平洋戦争の終戦前日の昭和20(1945)年8月14日の昼、光海軍工廠で米軍による大規模空襲があり、学徒犠牲者133名のうち本校(当時 中村高等女学校)生徒は33名もの多くの犠牲者を出しました。

中村女子高等学校150年の歴史の中でこれほど厳しい悲惨な時代は、かつてなかったと思います。
この戦争のもたらした不幸な出来事の体験者も歳月とともに少なくなり、風化しつつあります。

その体験者の記憶の糸がたぐれるうちに可能な限り刻明に記録し、戦争の愚かさ、平和の尊さを後輩の皆さんに語り継ぎ、いつまでも平和が続くように!という強い思いから同窓叢咲会で制作しました。

  • 証言集「純真~動員学徒の記~」(昭和60(1985)年5月刊行)
    ※本校事務室にて閲覧可能です。(事前にご連絡〔083-922-0418〕をお願いします。)

  • DVD・Blu-ray「純真(終戦前日、うら若き乙女に起きた悲劇)」(平成27(2015)年8月制作)
    ※上記のYouTubeサイトから動画をご覧いただけます。

同窓会の活動(令和4年度)

11月 創立者中村ユス先生墓参(山口市宮野 法明院)
12月 常任幹事会
2月 同窓会入会式